おかえりなさい、金本さん。

最初は「おかえり鉄人」ってタイトルにしようかと思ったんだけど、鉄人を待ってたと言うよりは、『金本さん』を待っていたので、そう書いた。
私が好きなのは鉄人でも世界記録保持者でもなく、大事なところで打ってくれる金本さん、だ。
すごいなぁ、会長。
神宮でレフトに帰ってきて、甲子園では初めての今日にホームラン。そのままお立ち台。そうなったらいいのに、と思い描いたままが実現したね。
タカヒロ、嬉しがって「あれは42歳の打球じゃないですね」とかコメントしないで（笑）


土日はずっと友人と遊んでたんですけど、横浜-讀賣が面白かった。
土曜は友人が携帯で「山口：勝ちこしの2点タイムリー」っていう記述を見て、これ俊ちゃんじゃね？ってすぐさまテレビつけたら俊ちゃんのタイムリーがリプレイされてて爆笑。
よくやった俊ちゃん！
てゆうか代打だせよ！（笑）
いやいや守護神だから出さないよ！ってな話をひとしきり。
「これが阪神なら？」っていうたとえ話と、「こんな横浜の監督なら？」っていうたとえ話では、答えが違う気がするなぁ。

日曜は阪神ファンの多くが「ハーパーはわしらが育てたーーー！」と叫んだ、あの逆転満塁ホームラン。
ちょうどゲームしながら見てたんですけど、めっちゃ興奮した。
ベンチでバンザイする尾花さんが大変かわいらしい。
クルーンが出てきた時点でちょっとは期待してたけど、ここまでうまく事が運ぶとはね。
あんなこと起きるもんなんだねぇ…しみじみ。


13日は現地だった。
ついに0.5ゲーム差に迫った天王山の第1戦目。
試合はさくさくと進み、私が球場についたときはちょうど2点先制されたところ。
しかしすぐさま取り返して逆転。あそこでなぁ、4点じゃなくて5点ほしかった。
まぁそのあとなんやかんやとあるんだけど、ひとつのポイントは7回表。
ここでスタンに打席が回るところで代打・会長は規定事項だと思っていた。
9回ウラがなければ、代打を使うところがなくなるから。
ゆえにハラも浅井くんからの打順でヤマグチェを出してきたんだろう、という話をしていた。
それをMYMは大きく上回り、セッキーを出すでもなく、スタン続投でバントという、私なんぞには到底思いつかない策にでたのだ。
ほんならセッキーでよかったやないかーい！

球児くんは見事な抑えっぷりだった。
スーパードピンチの無死2・3塁、しかも俊介のファインプレーとおもいきやヒットと判定なんて不運もありつつだ。
もうねぇ、そりゃ抑えた瞬間に応援団も球児コールを助長するわってなもんですよ。
しかしそれがあったからこその10回につながる。
久保田登場でスタンドは少し微妙な空気になりかけたところ、「久保田ガンバレー！！！」という擁護派の怒鳴るような声援がいくつも飛び、久保田への否定的な野次が飛びにくい状況になったのだ。
ボールカウントがかさんだときも、少しザワつきかけたところを「がんばれー！」「いけるぞー！」と声がかかる。それにより、いつもの妙なザワザワではない違った雰囲気になる。
そのうえでの鈴木三振で「久保田！久保田！」という熱い久保田コールへとつながるのだった。
あれは嬉しかった。あんなに暖かく一致団結したライスタも珍しかった。そしてなにより、ドスコイが抑えたことが嬉しかった。

まぁ試合の結末的には長野3ランというかなり最低なものを見せられるのですが、私すっかり忘れてたよ。私がミス被スリーランだってこと。だからしょうがないのさ。ハハハ。
でもピヨの2ランはかっこよかった。ただ、「ランナーひとり足りねぇ！」と思った人と、「もう1打席前に打てよ！」と思った人に分かれたことであろう（笑）