掛布さんが好き、片岡さんが好き、渡辺くんが好き。DNAがタテジマなsoraの野球話。
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興味深いネット記事を読んだのでコピペ保存。
【開幕から1カ月で分かったプロ野球監督ダメランキング】
2009年5月17日 10時0分 (ゲンダイネット)
●外野手出身の限界
プロ野球も開幕から1カ月と少しを経過して各チームの実力もだいたい見えてきたが、同時にハッキリしてきたのが監督の能力だ。
まず、大きな期待をかけられて就任したのが阪神真弓、ソフトバンク秋山の両監督。ともにチーム事情をよく知るOBだ。ところが、阪神は借金3の4位、ソフトバンクは借金4の5位と低迷している。
両監督はもともとは内野手だったが、ともにコンバートされ主に外野手として活躍した。外野手は数ある守備位置の中で「もっとも試合に参加しないポジション」といわれる。やはり現役時代の終盤、三塁から外野に移った原監督は、「ボールがめったに飛んでこないし寂しかった」と話していた。内野手が一球ごとにポジションを変えたり、日頃から試合の流れ、展開を読むなど頭を使う訓練が求められるのとは対照的だ。
「現役後半に外野手だったうえに、秋山、真弓両監督は高い身体能力で成績を残してきた。最悪のことを考えて最善の手を尽くすのが監督のはずだが、発想が現役時代のそれから抜け切れないので、そうした作戦がなかなか取れない。またどういう野球をやるのか、ということがなかなか見えてこない。本来ならキャンプから目指す野球を掲げて、選手に徹底させるべきだが、それも十分にやってこなかったのでしょう」(監督に関する著作も多いノンフィクション作家の松下茂典氏)
●捕手出身の継投ベタ
この日(13日)、阪神は広島投手陣から5安打6四球を得ながら新井のソロ弾による1点だけ。延長十回、藤川が打たれ、広島に競り負けた。
ソフトバンクもロッテ3年目の大嶺になすすべなく、散発の6安打完封負けだ。それでも秋山監督は沈黙打線に「気持ちの問題だよ」のひと言。気持ちで打てるなら監督もコーチも要らないだろう。
「真弓、秋山両監督の野球で共通するのは前監督の野球の否定です。真弓監督は岡田監督の一塁新井、三塁関本をひっくり返した。新井は一塁でゴールデングラブ賞を取り、腰痛の持病もある。三塁に戻す積極的な理由はないはず。秋山監督は試合前の練習は選手の自主性任せ。王監督時代は早出特打ちも当たり前で、選手も積極的に練習したのとは対照的です。よく言えば秋山監督は選手を大人扱いしているのでしょうが……」(担当記者)
そんな2人よりもっとひどいのが大矢監督だ。監督の手腕が問われる1点差ゲームは2勝4敗(12日現在)。この日はサヨナラ勝ちしたが、同点の九回、先頭打者の投手の山口に代打を送らずそのまま打席に。結果的に山口がヒット。最後は1死満塁から村田の押し出し死球で勝った。まさに結果オーライの采配だ。
山口も、「自分が打席に立ったことは野手の人に申し訳ない」と釈然としない様子。
「山口? (九回に追いつかれるとは思わなかったので)まさか打席に立たせることになるとは思わなかった。次の回を抑えてくれればいいと思った」と采配を振り返ったが、勝ちにいくなら代打策が当然だ。去る7日の巨人戦でも3点差をひっくり返されている。横浜関係者がこう言う。
「昨年、ブルペンへの指示でも、用意してくれ、というのでやらせたら、別の投手を使ったり、まったく準備してない投手をいきなり使ったりしたことがあった。ブルペンのコーチを信用していないのか、起用方針がハッキリしないのか、その都度、ブルペンは大慌て。それでなくても弱体投手陣なのですから、これではボロボロですよ」
●3年保証で今年は捨てシーズン
そしてもう一人、忘れてならないのは落合監督だ。日本一にもなったことがあるが、今年は荒木と井端の二塁、遊撃手のコンバートも失敗。やることがチグハグだ。
「落合監督は昨オフに契約を3年延長したが、球団幹部に、来年(09年)はダメですけど、3年目には勝ちますから、と話していた。今年はやる気がないんじゃないの」という声も地元OBから聞こえる。
この日は石川の前に1点取るのがやっとで完敗。開幕4連勝しながら、今や借金4の5位だ。
「負けていい試合はないけど、こういう負け方はすっきりしていい。接戦を拾う野球をやらなければ」と試合後、話したが、10日の巨人戦では1点リードの八回2死二塁で首位打者の坂本と勝負、2ランを打たれて逆転負け。勝利に対する執念に欠ける戦いで接戦も落としている。今年を“捨てシーズン”にしているなら納得だ。
赤ヘルを率いて3度の日本一を含む4度のリーグ制覇を果たした古葉監督は、かつてこう言っていた。
「チームの勝敗における監督の比重は大きい。試合の采配だけでなく、チームづくりやキャンプの練習メニュー、オープン戦の戦い方など、すべて監督が決めるものなのだから」
戦力の有無はもちろんあるが、それを差し置いてもチームを低迷させる監督の責任は重い。
(日刊ゲンダイ 2009年5月14日掲載)
---
そう、リスクヘッジという発想が真弓さんからは感じないんだよなー。
全員が完璧に全力で能力を発揮する前提で考えている、とタカヒロコンバートの時点で私は思っていたのですが、つまりはこういうことだったんですね。
そんなうまくいくかなぁって不安がキャンプからあったけど、それって結局は選手個々の能力に頼ってるってことなのか・・・。
岡田はんが「最悪の事態を想定する=リスクヘッジ」をしてきた監督だったんだよね・・・。
あぁ、失って気づく偉大さ。
さらに私が気になるのは、気持ちの配慮の足りなさですよ。
ほんと、『野球つく』ゲームじゃないんだからさー。
あいつらコンピュータだから、スクランブル登板させても体力減るだけで文句言わないし、慣れない守備位置にコンバートしたってエラーはしても打撃の成績には影響しないし、いくらすごい4番打者がいても前後にプレッシャーとかないし、雨で中断とかしないしテンポ狂ったりとかもないし。
プロなんだから、紙一重なんだから。結局、能力を最大限に発揮させるのは気持ちなんじゃないのかなー。なんて。
【開幕から1カ月で分かったプロ野球監督ダメランキング】
2009年5月17日 10時0分 (ゲンダイネット)
●外野手出身の限界
プロ野球も開幕から1カ月と少しを経過して各チームの実力もだいたい見えてきたが、同時にハッキリしてきたのが監督の能力だ。
まず、大きな期待をかけられて就任したのが阪神真弓、ソフトバンク秋山の両監督。ともにチーム事情をよく知るOBだ。ところが、阪神は借金3の4位、ソフトバンクは借金4の5位と低迷している。
両監督はもともとは内野手だったが、ともにコンバートされ主に外野手として活躍した。外野手は数ある守備位置の中で「もっとも試合に参加しないポジション」といわれる。やはり現役時代の終盤、三塁から外野に移った原監督は、「ボールがめったに飛んでこないし寂しかった」と話していた。内野手が一球ごとにポジションを変えたり、日頃から試合の流れ、展開を読むなど頭を使う訓練が求められるのとは対照的だ。
「現役後半に外野手だったうえに、秋山、真弓両監督は高い身体能力で成績を残してきた。最悪のことを考えて最善の手を尽くすのが監督のはずだが、発想が現役時代のそれから抜け切れないので、そうした作戦がなかなか取れない。またどういう野球をやるのか、ということがなかなか見えてこない。本来ならキャンプから目指す野球を掲げて、選手に徹底させるべきだが、それも十分にやってこなかったのでしょう」(監督に関する著作も多いノンフィクション作家の松下茂典氏)
●捕手出身の継投ベタ
この日(13日)、阪神は広島投手陣から5安打6四球を得ながら新井のソロ弾による1点だけ。延長十回、藤川が打たれ、広島に競り負けた。
ソフトバンクもロッテ3年目の大嶺になすすべなく、散発の6安打完封負けだ。それでも秋山監督は沈黙打線に「気持ちの問題だよ」のひと言。気持ちで打てるなら監督もコーチも要らないだろう。
「真弓、秋山両監督の野球で共通するのは前監督の野球の否定です。真弓監督は岡田監督の一塁新井、三塁関本をひっくり返した。新井は一塁でゴールデングラブ賞を取り、腰痛の持病もある。三塁に戻す積極的な理由はないはず。秋山監督は試合前の練習は選手の自主性任せ。王監督時代は早出特打ちも当たり前で、選手も積極的に練習したのとは対照的です。よく言えば秋山監督は選手を大人扱いしているのでしょうが……」(担当記者)
そんな2人よりもっとひどいのが大矢監督だ。監督の手腕が問われる1点差ゲームは2勝4敗(12日現在)。この日はサヨナラ勝ちしたが、同点の九回、先頭打者の投手の山口に代打を送らずそのまま打席に。結果的に山口がヒット。最後は1死満塁から村田の押し出し死球で勝った。まさに結果オーライの采配だ。
山口も、「自分が打席に立ったことは野手の人に申し訳ない」と釈然としない様子。
「山口? (九回に追いつかれるとは思わなかったので)まさか打席に立たせることになるとは思わなかった。次の回を抑えてくれればいいと思った」と采配を振り返ったが、勝ちにいくなら代打策が当然だ。去る7日の巨人戦でも3点差をひっくり返されている。横浜関係者がこう言う。
「昨年、ブルペンへの指示でも、用意してくれ、というのでやらせたら、別の投手を使ったり、まったく準備してない投手をいきなり使ったりしたことがあった。ブルペンのコーチを信用していないのか、起用方針がハッキリしないのか、その都度、ブルペンは大慌て。それでなくても弱体投手陣なのですから、これではボロボロですよ」
●3年保証で今年は捨てシーズン
そしてもう一人、忘れてならないのは落合監督だ。日本一にもなったことがあるが、今年は荒木と井端の二塁、遊撃手のコンバートも失敗。やることがチグハグだ。
「落合監督は昨オフに契約を3年延長したが、球団幹部に、来年(09年)はダメですけど、3年目には勝ちますから、と話していた。今年はやる気がないんじゃないの」という声も地元OBから聞こえる。
この日は石川の前に1点取るのがやっとで完敗。開幕4連勝しながら、今や借金4の5位だ。
「負けていい試合はないけど、こういう負け方はすっきりしていい。接戦を拾う野球をやらなければ」と試合後、話したが、10日の巨人戦では1点リードの八回2死二塁で首位打者の坂本と勝負、2ランを打たれて逆転負け。勝利に対する執念に欠ける戦いで接戦も落としている。今年を“捨てシーズン”にしているなら納得だ。
赤ヘルを率いて3度の日本一を含む4度のリーグ制覇を果たした古葉監督は、かつてこう言っていた。
「チームの勝敗における監督の比重は大きい。試合の采配だけでなく、チームづくりやキャンプの練習メニュー、オープン戦の戦い方など、すべて監督が決めるものなのだから」
戦力の有無はもちろんあるが、それを差し置いてもチームを低迷させる監督の責任は重い。
(日刊ゲンダイ 2009年5月14日掲載)
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そう、リスクヘッジという発想が真弓さんからは感じないんだよなー。
全員が完璧に全力で能力を発揮する前提で考えている、とタカヒロコンバートの時点で私は思っていたのですが、つまりはこういうことだったんですね。
そんなうまくいくかなぁって不安がキャンプからあったけど、それって結局は選手個々の能力に頼ってるってことなのか・・・。
岡田はんが「最悪の事態を想定する=リスクヘッジ」をしてきた監督だったんだよね・・・。
あぁ、失って気づく偉大さ。
さらに私が気になるのは、気持ちの配慮の足りなさですよ。
ほんと、『野球つく』ゲームじゃないんだからさー。
あいつらコンピュータだから、スクランブル登板させても体力減るだけで文句言わないし、慣れない守備位置にコンバートしたってエラーはしても打撃の成績には影響しないし、いくらすごい4番打者がいても前後にプレッシャーとかないし、雨で中断とかしないしテンポ狂ったりとかもないし。
プロなんだから、紙一重なんだから。結局、能力を最大限に発揮させるのは気持ちなんじゃないのかなー。なんて。
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sora
性別:
女性
自己紹介:
生まれたときから阪神ファン。幼児期から六甲おろしと選手別ヒッティングマーチを歌う。初めて好きになった選手は掛布さん。
大人になって甲子園デビューし、観戦の楽しさを知ってディープに転落。甲子園で見た片岡さんの3ランは忘れない。
ただいま渡辺亮投手を力いっぱい応援中。新井貴浩選手が面白くて仕方ない。
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